おつけもの

オタクの感想とか思い出を漬けときます。

野音で声を出す

何度も思い返して、何度も映像見返して、1ヶ月以上たった今楽しい想い出しか浮かんでこないって事は本当に「ただ純粋に楽しいライブ」だったんだなあと感じてます。

 

 というわけで今更ながらに2022年12月17日に開催された虹コンの日比谷野音ライブの感想を綴っていきたいと思います。感想書こう書こうとは思いつつも年末年始の忙しさにやられて後回しにしていたら気づけば再び始まる全国ツアー初日の当日。あっという間に時が過ぎた感覚があるんですが、野音の楽しい記憶のおかげで長く感じなかったのかもしれないですね。

 

 ライブが発表されたのは昨年の全国ツアーの千秋楽。”声出し可能”という売り文句と共に発表された野音ライブ。コロナ渦以降念願の声出しはもちろん嬉しかったけど、個人的には「日比谷野外音楽堂」でのライブというのが何より嬉しかったんですよね。

ツアーの感想でも書いたんですが、RAINBOW GRAVITYのアルバム発売が発表されて、各所のインタビューで「夕暮れの野音で夕暮れグラデーションをやりたい!」ってよく言ってたのを凄く覚えてて、ようやくそれが叶うんだなあと思うと嬉しくて嬉しくてしょうがなかったんですよね。だから「夕暮れグラデーション>>声出し」みたいなモチベーションでしばらく生きてたんです。

 ただ「ライブは夜だし夕暮れはみれないかも…夏に見たいね」ってメンバー会議で決まっていたらしく、それを事前に知ってからは正直悲しくてモチベーションが落ちてました。 

でもまあやっぱり野音の声出しってだけで楽しみなもので、期待値は本当に高かったです。僕の中では日比谷野音でのアイドルライブといえば”ベイビーレイズJAPAN”さんの印象が強くて、何度も映像で見返したあの熱くて楽しいアイドルライブがついに体験できるんだろうなとワクワクしながら当日を迎えたのを覚えています。

 

 ライブ始まって戦場の第一声、会場全体からすっごい大きな声聞こえて客席で勝手に叫びながら感動してました。「うわ~~~~久々のアイドル現場だあああああああ!!」って思いながら自分も叫んで、心の底から楽しかった。終わるまでずーっとその感情しかなかったです。ただただひたすらに楽しかった。

 自己紹介で名前呼んだり、MCに対して観客席からツッコミ入ったり、そういう光景がとっても懐かしくて…コール前提で組んだであろうセトリも本当に良かったし、これこそが虹コンなんだなって実感したライブでしたし、これには夕暮れは合わないなって勝手に納得ました。夕暮れやらないからってちょっと拗ねてた自分は馬鹿です。

コロナ渦入ってから今まで楽しくなかったわけでは全くないですが、この日が格別すぎて、2年半ぶりにライブ現場行ったなという感覚に陥りました。ライブってやっぱこれだよねって。ただ久々の声出しにいっぱいいっぱいで、いつもの半分くらいしか推しメンの事を見ていなかった気もするので、そういう面では今までの形式のライブにも良いところあったなあと感じたライブでもありました。

 

 ライブはもちろんのこと野音決まってから皆で集まって過去の映像見ながら声出し練習した準備期間もとても楽しくて、大好きマンも含めた「虹コン」っていうカルチャーが大好きだなって実感した期間でしたね。

 

 

 最後のMCで「虹コンはもう一度武道館を目指す」という宣言がありました。正直二度目ってインパクトあまり無いし、大きな目標ではあるけどピンとこないなあとこの時は思っていました。が、先月僕が大好きなもう1つのコンテンツ”アイドルマスターミリオンライブ”の二度目の武道館公演を見てちょっと考えが変わりました。

 ミリオンも5,6年前にコンテンツとしてゲーム内で明確な目標として掲げていた武道館公演を達成しましたが、それ以降に新しくリリースされた別ゲームでは武道館にほとんど触れられずにいます。「今更武道館公演やって何になるんだ…」という感情で臨んだライブでしたが、いざライブを見てみると明確なゴールとか目標じゃなくてもやっぱり武道館という場所は特別な場所で、数年前に見た景色を思い出して重ねながら見たライブはとてもエモーショナルなものでしたし、コンテンツの進化を確実に感じられるライブでした。 

 数年後に虹コンの二度目の武道館公演が決まって、それを見に行った時もきっとこういう楽しみ方が出来るんだろうなと思って、素直に次の武道館が楽しみになりました。

 次の目標に向かう虹コンもあんまり捻くれずに応援していきたいです。

 

 

 (あと、やっぱり野音の夕暮れグラデーションは見たいです。改修期間入っちゃうけどまた連れてきてね)

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